強行採決？

　参院特別委員会で安保法案が強行採決！というニュースが流れている。　委員長を取り囲んで乱闘になっている様子も放映されたが、あれは採決と言えるのだろうか。法案に対する締めくくり質疑もなく、何の採決かもわからないような中で、身内だけが立っただけで、このような大きな法案が決まってしまっては、民主主義も何もない。　国会議員は民主政治を行うために存在するのに、全く役目を果たしていない。　国会議事堂の周りでは、雨の中「法案廃案！」「今すぐ辞めろ！」「憲法違反の法律いらない！」と反対する人たちが声をあげている。こうした声に耳を傾けない政府は、誰のために存在するのだろうか？　自分たちの意見がすべて正しいなどとは決して思っていないが、いろいろな考え方がある中で、しっかりと話し合い、少しでも接点を見出したり、譲歩するなどしながらも、より良い方向へ向け作り上げていくべきなのではないだろうか？しかし、このような状況は国会だけではなく、地方議会にも大なり小なり見られるので、自分自身しっかりと町民皆さんの意見に耳を傾け、民主主義から外れないよう律していかなければと強く感じています。