今日は幼稚園で、アレルギーに関する検診と説明会を開催しました。 講師は、アレルギーの世界では全国的に有名な後木先生です。 お話の内容は『医食同源』。体は食べ物によって作られていくし、医療も食べ物や食べ方を無視しては成り立たないということ。薬はあくまでも対処療法。原因の除去にはなりません。毎日口にする食事こそが大切だということです。 例えば、夏になり汗をかくと、あせもも湿疹もないのにかゆくなるお子さんがいます。かゆみ止めを塗ることで、一時は落ち着くのですが、すぐにかゆみが始まります。 原因は油。から揚げや揚げ物が大好きということで、油の取りすぎで、余分な油を体内から追い出したくてかゆくなるとのこと。 でも、それには個人差があり、同じくらい食べていてもかゆくならない子がいます。その場合は、鼻炎という形で現れる場合もあるし、体内に留まってやがてはメタボになってしまう場合もあるそうです。 同じものを食べても、消化の仕方や体内の状況に大きな個人差があるので、食事指導も個別になりますが、多くの患者さんを見てこられた後木先生だからこそ、的確なアドバイスが出来るのだと改めて実感しました。 食べ物で体調を正常化するという話はあまり耳にしませんので、すぐに理解することは難しいのですが、実際に行ってみて、効果を実感すると考え方も変わっていきますので、是非、そこまで頑張ってほしいなと思いました。 『医食同源』という言葉は昔からあるとのことです。
食べ過ぎないこと、よく噛んで食べること、夕食後は水・お茶以外は口にしないことが、健康になる秘訣の基本だということですので、みんなで実践して、健康になりましょう!