今日は、お年寄りと子どもの集いという事業で、実際に宮城県に住んでいて、東北大震災を経験した方のお話をお聞きしました。その後、ペットボトルを使って、ご飯を炊きました。 震災後すぐの時は、食べ物が全くなく、2日間何も食べられず、子どもに小さなクロワッサンが1個配布されただけだったそうです。 その後、少しずつおにぎりなどもらえるようになったけれど、情報が全く入ってこないので、今どんな状況になっているのかはもちろん、先も見えない、そして、こちらの安否も発信できないことが、非常に不安だったそうです。
温かなご飯を口にしたとき、本当に幸せだったということを聞いた後、炊飯器がなくてもご飯を炊ける方法をみんなでやってみました。 ペットボトルにお米と水を入れ、何回か振って、お水を取り換え、お米の上3㎝位までお水を入れて、お湯が沸いているお鍋の中に。 30分くらいで、炊き上がりますが、実際にやっているときに、5年生の子が「本当に震災で水が出なかったり、ガスが使えなかったりしたら、このご飯を作るのも無理だね」と、素晴らしい意見。「本当にその通りだね。でも、お鍋の中の水は川の水や、雨水でもできるし、水が配給されたらお米にも使えるね。火は、自分たちで起こさなくてはならないよね」と言うと、「じゃあ、今度は火を起こす練習もやらないとね」 子ども達は、純粋で、真剣で本当に素敵です! 炊き上がったご飯は、みんなでおにぎりにしていただきました!