今晩6時から、シルバープラザで障がい者への理解を深めるための講演会が開催されました。講師は、三杉町の工藤靖也さん。 彼が3歳の時に病気が見つかり、寿命は二十歳までと分かってからの、ご家族の素晴らしい生き方を1時間半にわたって話されました。 彼は人工呼吸器をつけているので、長くは話せないため、彼が作った原稿をお姉さんが代読してくれました。 本当に素晴らしい内容だったのですが、後からお聞きしたら、指でパソコンを打てないため口で打つので、この原稿を作り終えるのに1年間かかったそうです。 そのことだけでも、本当にすごいことだと思いますが、とにかくご家族全員、笑顔でがっちりとスクラムを組み、前に進んできたことを通感しました。 質問の最後に「体は不自由ですが、心は自由です!」と答えたその言葉に、鳥肌が立ちました。 違うところでも、この言葉を聞いたことがあるのですが、やはり同じ言葉でも今日は重みが違いました。 日頃、時間に追われてただ走りっぱなしの自分の姿を大いに反省し、目標に向かって1歩ずつ進みながらも、誰かの役に立つように頑張らなければと思いました。
明日は、中頓別町の議会の皆さんが、視察にいらしてくださいます。 テーマは『医療講演会』4年前に,伊関教授をお招きして行った医療講演会について、話し合います。どちらの自治体も、病院を維持するためにより良い方法を探っていくことが出来ればと思っています。