昨日は憲法記念日。 また「2020年までに憲法の改正を!」という発言がニュースで流れていました。 そもそも憲法は国の偉い人たちが勝手なことをできないように決まりを作ったものなのに、縛られる側が「改正します!」などと発言するのはおかしなことではないだろうか。憲法の前文には、『政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する』と明記されています。 政府の行為によって戦争が起こらないように、主権は国民にあるのです。私たち国民が、改憲するかしないかという単純なことではなく、これからの日本はどうあるべきか、そのために今の憲法で十分なのか。不足があるとしたらどんなことか。必要のない項目があるとしたらどこか。改憲によって困る人は出てこないのか等々、国民一人ひとりがしっかりと考えていかなければならないと思います。 改憲に賛成か反対かではなく、今後の日本はどうあるべきか、国民の幸せを心から願って話し合えるといいですね。時間はかかりますが、少しずつ動き始めましょう!