12月10日から始まった、第4回定例会が今日、終了しました。議案19件、諮問1件、そして、意見書9本について審議しました。その中でも、総合病院の補正予算については、審査特別委員会を作り、1日かけてじっくり検討しました。内容は、平成25年2月22日に「国からの交付金11億9千万円をもらい、30億円で改築をする」ということで、もめたけれど、計画はスタートしました。それが、5月22日には33億円となり、今回の定例会で、43億8千万円になりました。理由は、資材や人件費の高騰と消費税アップ、そして面積が少し増えたためです。増額した分は、企業債と過疎債で借入します。八雲町にとっては、病院はなくてはならない大切なものですが、心配なのはやはり、この借金は本当に返していけるのか?万が一、病院の収入が激減して返せなかった場合、一般会計で補うだけの力が、八雲町にあるのか?今、基金(貯金)は40億円あるけれど、これがいつまで持っていられるのか?第2の夕張になることは絶対にないのか?ということです。そして、借金問題以外に、病院が新しくなると共に、内容も充実されるのだろうか?という期待と不安もあります。しかし、いずれ建て替えなければならないのなら、体力のあるうちに建て替え、充実した病院を目指そうと、決まりました。
私は、「病院は町民にとってはなくてはならない大切なものですが、今は待ち時間が長過ぎるなど信頼が薄いと思います。病院を新しくすることで、本当に信用される安心な病院になるのですか?」と質問し、とにかく町民の皆さまから「新しくなって良かったね!」と言っていただける病院づくりをお願いしました。