一昨日「標的の村」「ヤンバルからのメッセージ」という映画上映会を行いましたが、昨日『差別発言問題』で、標的の村の高江村が取り上げられました。surprise 内容は、大阪府の機動隊の1人が、柵をゆする村民に向かって「触るなボケ!どこ触ってんじゃい やめろ!土人!」と発言。もう一人は「下がれ!支那人!」と発言。angry これに対し大阪府知事は「出張任務ご苦労様。言ったことは悪いし反省すべきだ.間違った発言をすると、その人を特定し、鬼畜生(おにちくしょう)、けだもののようにたたくのは違うと思う」との発言。devil 権力を持った人が、権力のない国民に対し、この発言は許されるものではありません。なぜ、高江村の人たちが座り込みをしてまで抵抗するのかがわからないから、このような発言が平気で出てくるのではないでしょうか?angry

 十分な説明もないままに、突然、米軍のヘリパット建設のため、その地域が封鎖され、最も危険なオスプレーまで、上空を飛び交うとなったら、自分たちの安心安全が脅かされるわけですから、建設を中断し説明を求めるのは当然です。それを強硬に行おうとする国側と衝突したときに、沖縄県警は県民同士なのでやりにくいということで、東京や大阪から機動隊を動員して、この騒動が起きたのです。村民の不安を考えたら、いくら任務でも、対応の仕方があると思うし、ましてやこの差別発言は任務以前の人間としてどうなの?と人格を疑ってしまいます。その人を擁護するトップもどうなのでしょう。国は絶対だなんてことは決してありません。原発を見ても、福島をみても、沖縄の基地問題を見ても、国は国民を守ってはくれません。だから『国民主権』を訴えている今の日本国憲法は変えてはならないと思います。テレビや新聞は事実のほんの一部しか報道していないので、全体が見えてきませんが、自分の周りだけではなく、日本全体が安心して暮らせるようになるためには、今のままではいけないということを一緒に感じていただきたいです。indecision