八雲では鮭がとれるので「八雲産鮭」は、ほとんどの方が口にしていると思います。私も、小さい時から鮭が大好きで、特に父が作る甘塩の八雲産鮭は本当に美味しいと思っています。昨日、漁師のお友達から「我が家秘伝の味だよ!」と、鮭をいただきました。作り方は、企業秘密とのことですが、手間ひまかかっていることは見てすぐ分かりました。そして、焼いて食べると、少ししょっぱいけれど、とても美味しくてびっくり!食べながら、「八雲の味」と題して、各家庭の秘伝の味が味わえる機会があるとみんな喜ぶのではないだろうか?また、万が一何かの事情でせっかくの秘伝の味が受け継がれなくなってしまうのはもったいないから、その点についても調査して、しっかりと残していく必要もあるのではないだろうか?と思いました。もちろん、我が家の味ですから、大量生産はできませんが大切に味わい楽しむことはできると思います。美味しいものを感謝しながら少しづつ味わう楽しさもあってもいいかなと思った夕食時間でした。

 午後から、遺伝子組み換えの映画を見ました。ずっと以前、農薬の使用制限が厳しくなり、農薬を作っている会社が遺伝子組み換えに取り組み、農薬を使わなくても作物が大量にできる方法を考えた、という報告を聞きました。その報告の中で恐ろしかったことが、遺伝子組み換えの植物が花を付け、その花の蜜を吸ったハチが死んでしまったという話。殺虫剤が不要という売りですが、虫が死んでしまう植物を人間が食べて大丈夫なわけがないと思っていたのですが、その後、あまり話題になっていなかったので、拡大していないのでは?と思ったのが、大きな間違いだったということが今日の映画でよくわかりました。買い物に行くと、ついつい少しでも安いものを!と思ってしまいますが、若い人や子どもには多少高くても、より安全なものを買うことが何より大切だと実感しました。そして、利益だけを求めて、命を大切にしない大企業や政治をなんとかしなくては・・・と強く感じて帰ってきました。