戦没者を追悼し、平和を祈念する日

　今日は、平和を祈念する日。八雲町でも戦没者慰霊の会が行われます。　遺族の皆さまの高齢化により、年々参加者が減っているように見えるけれど、遺族だけではなく、多くの方に出席してほしいと思います。　先日『特攻隊』についての番組を見ました。スポーツと比較するのは失礼と思いますが、試合に勝つためには、まず相手の情報収集を行い、得意不得意などいろいろ研究して、こちらもベストを尽くすと思うのですが、この時の日本は、相手の事を研究するどころか情報収集もせず、一部の人達の狭い考えのみで動いていたではないかと思いました。物資もなくなり、飛行機の修理さえ困難になってきた時に、人間爆弾を考案。いくら戦争中とはいえ、この発想は、自爆テロと同じです。　人の命を何だと思っているのでしょう。でも、今も陸上自衛隊の日報問題などを見ると、自衛隊員の命が軽んじられて、恐怖を感じます。　また、オスプレイの墜落事故があり、北海道の日米合同訓練では、飛行しなかったのに、なぜ、沖縄では普通に飛行しているのでしょう？国が守ってくれない沖縄の人達の命は、誰が守ってくれるのでしょう？　日本はまだまだ命を大切にする国にはなっていないのでしょうか？他国で起きたテロに対しては、厳しい声明を発表していますが、自国の国民に不安を与えっぱなしのこの状況はいつ解消されるのでしょうか？　今日の平和を祈念する日において、本当の平和な日本の姿をしっかりと実現してほしいと思います。