被爆者の皆様に限らず、国民のほとんどは二度とこのようなことが起きてはならないと思っているはずですが、日本のトップの頭の中には国民よりアメリカの存在の方が大きいようです。沖縄の米軍基地を見ても、県民より米軍。翁長知事の強い思いを、より多くの人たちで何とか引き継いで行きたいですね。

 今日は小学生たちと一緒に『この世界の片隅で』という広島の原爆をテーマにした映画を見ました。特に目を覆いたくなるような表現はなく、戦場より戦時中の市民生活を描いた映画でした。子ども達の中には「なぜ、こんなことをしたんだろう」「今はどうして日本は戦争をしていないの?」という素朴な質問が出ました。戦争は人間の行為の中で最も愚かなことです。みんな分かっていても、人間の命より、お金を大切に思う人がいて、戦争につながっているのかもしれません。そうした人にならないように、人間教育に全力を注ぐべきだと思います。enlightened